伊藤工設計ってどんな会社?口コミ・評判・施工事例を紹介

「伊藤工設計」の代表は、大工職人として小さな工務店を営んでいた父と祖父のもとで育ち、幼い頃から現場に親しんできました。木造住宅の設計やゼネコンの現場監督としての経験を積み、平成2年に「伊藤建築設計室」を創業。その後、大手ゼネコン設計部との協働を通じて、仕事への姿勢に深い影響を受けました。
平成14年、父の急逝を機に、設計業務だけでなく住宅の施工も手がける「有限会社伊藤工設計」を設立。以来、「近くの木と職人でつくる家づくり」を理念に掲げ、地域型グリーン化事業を通じて仲間の工務店と意思を共有しながら活動を続けています。
宮城の気候や風土に調和する地域材を積極的に活用し、誰もが手の届く自然素材の家づくりを目指しています。自然と共存しながらも快適な暮らしを実現する家を提供し、地域に根ざした信頼と実績を築いています。
当サイトでは「伊藤工設計」と同じ仙台エリアで「素材」と「性能」にこだわっている住宅会社をご紹介しています。ぜひ、参考にして、「伊藤工設計」に依頼するかどうかの判断に役立ててください。
目次
伊藤工設計の特徴
特徴1: みやぎ材と地域の職人でつくる家
会社設立当初から、近くの山で育った木を用い、地域の職人たちの手で家づくりを行ってきました。木を育てる人、製材する人、設計する人、そして家を形にする職人たち。
多くの人が近くの山の木に関わり、その想いが一つひとつの家に込められています。
これからも次の世代のために、地域循環型の家づくりを大切に続けていきたいと「伊藤工設計」は考えています。
地産地消は、特別なことではなく、自然な選択です。同じ風土で育った木には親しみがあり、地域の職人たちが手間を惜しまず丁寧につくる家だからこそ、住む人の愛着が深まり、家そのものも長く持つと「伊藤工設計」は信じています。
特徴2: 地域型住宅の設計
地域の工務店や設計事務所には、その土地に根ざした家づくりが求められます。
「伊藤工設計」では、近くで採れる材料と地域の職人の手で家をつくることが、最善の方法だと考えています。
奇抜なデザインや過剰な空間づくりは必要ありません。すべてを外材に頼る必要もありません。
「伊藤工設計」が目指すのは、その地域の気候や風土に合った、日本ならではの家づくりです。
住む人にとって心地よい空間を追求し、その中で少しでも改善すべき点が見つかれば、それを積極的に改良していく――。
こうした継続的なブラッシュアップこそが、地域型住宅に必要とされる姿勢だと考えています。
特徴3: 誰もが手の届く自然素材と省エネの家
「伊藤工設計」は、以下の5つの原則を基本に据え、家づくりを計画しています。
1. 自然(ナチュラル)
2. 単純(シンプル)
3. 直截(ダイレクト)
4. 正直(オネスト)
5. 経済(エコノミー)
これらを踏まえ、次の点を意識した家づくりを提案しています。
- **広がり間取り**を採用し、コンパクトに建てながらも広々と暮らせる空間を実現します。
- 外部と内部がつながるプランを設計し、自然との調和を大切に。
- 視線が通るポイントを工夫し、小さな空間でも大きく感じられる設計を心がける。
- 小さく建てることで、建材生産時のCO2排出を抑え、近くの木材と地域の職人を活用することで運搬や製造に伴うCO2削減にも貢献。
- 吹き抜けを設けることで、冬季の太陽エネルギーを取り込み、畳2枚分の窓から約500Wの自然エネルギーを得られるよう工夫。
- 地震や強風の力がシンプルな構造体に直接伝わるよう、耐久性を高めた設計を行う。
- 次世代省エネ基準を超える高気密高断熱仕様(UA値0.40)や、耐震等級3の構造を採用。これには多少の費用がかかりますが、これは家の性能と住む人の安全を考えた正直な選択であり、適切なお金の使い方だと「伊藤工設計」は考えています。
「伊藤工設計」は、常にブラッシュアップを続けながら、これからも誠実で正直な家づくりを提案してまいります。
伊藤工設計の評判・口コミ
「伊藤工設計」に住宅建設を依頼するかどうか検討する時に、気になるのは実際にサービスを利用した人々からの評判ではないでしょうか?
ここでは「伊藤工設計」で住宅建設を依頼した方の口コミ・評判をいくつかピックアップし、ご紹介していきたいと思います。それでは実際に口コミ・評判をみていきましょう。
設計及び施工技術の高さに感謝
先日 長期優良住宅の10年目点検をお願いしました
あらためて設計及び施工技術の高さに感謝です
東日本大震災も経験した建物ですが、構造的な被害は無く、壁のヒビ割れとエコキュートがズレた程度で済みました
これから建てる人にお節介なアドバイスですが、新築の施工事例だけでなく、
経年劣化した施工事例を見せてくれるビルダーをお薦めします
参照元: Google
伊藤工設計の施工事例
仙台の家
unスタイル、工事床面積27坪
長期優良住宅、UA値0.39、耐震等級3、宮城県産材利用補助金+国交省地域型住宅グリーン化事業長期優良住宅枠利用
設計ポイント:当初は平屋の家がご要望でした。今は南側が更地で日当たりが十分ですが、将来は建物が建つ可能性も考えられることから、一部を2階建てにし中央に吹き抜けを設け日射を確保するプランを提案したところ採用に至りました。引戸を多用し、玄関土間とリビングとの繋がり、和室とリビングもオープン階段を挟んで繋がる、そして吹抜空間と2階部屋との一体感など開放した暮らしをイメージしました。基本はunスタイルでありながら自然素材も要所に取り入れ、お庭を眺めながら清々しいスローライフを送っていただきたいとイメージしました。
unスタイルとは?
シンプルでスッキリとした都会的なイメージの地域型住宅です。
内装はホワイトベースで、そこには色を付ける楽しさが生まれます。
既製建具の仕上材は耐久性のある素材を標準仕様としています。
1階の床材は無垢のパイン材(同等品)が標準仕様。
2階の天井は構造材の梁がすべて見え、水平剛性材の針葉樹合板を磨き天井仕上材としました。
価格の目安として建築本体価格
税別 26坪~35坪:1,841万円~2,271万円
税込 26坪~35坪:2,025万円~2,499万円
※設計料等、屋外給排水工事、地盤改良工事、外構工事は含まれていません。
※仮設足場、電気、水道、トイレ工事は含まれています。
※照明器具、カーテンレール(引き違い窓)、TVアンテナは含まれています。
注文住宅を仙台で建てるならココもチェック!
仙台エリアには、「性能」「素材」にこだわって住宅を提供している住宅会社が多くあります。
今回はその中から、仙台エリアで「コストパフォーマンスが高い」「デザインが魅力的」「健康に配慮した」住宅会社3社をご紹介いたします。
「コストパフォーマンスが高い」家を提供している「森のめぐみ工房」

仙台市宮城野区に拠点を構える「森のめぐみ工房」は、昭和59年に創業し、「天然家住」というスローガンの下、安心・安全・健康な家づくりを行っている地域に根ざした住宅会社です。
「森のめぐみ工房」の<杜の家>は合理的な建物スパンとスケルトンインフィルエ法を採用し、使用する地域産材を丸太の皮むきから製材、乾燥、配送、建築まで、すべて自社グループでトータルに管理することで、高い品質の家(低炭素住宅仕様や長期優良住宅等、環境、基本性能にもしっかり配慮)を省コストで造り、低価格で提供しています。
またオリジナル杉板パーテーション「でき杉くん」で部屋を造っており、将来家族構成が変わった場合は、部屋を減らして 収納にしたり、子供部屋を増やしたり、2階を第2のリビングにしたりその時の状況に合わせて大ががりな工事無しで間取りを変更できるよう工夫がなされています。
「デザインが魅力的」な家を提供している「みのり建築舎」

宮城県仙台市青葉区に拠点を構える「みのり建築舎」は、自然素材と職人技術を駆使した、高性能・省エネの「木のぬくもり香る注文住宅」を得意としている住宅会社です。
「みのり建築舎」がつくる注文住宅は、単に自然素材を使っていればいい、高性能住宅であればいいというだけでなく、設計者の経験とセンスを
持ち合わせた3人の一級建築士が、自然素材・性能・デザインの3つの要素を絶妙なバランスで設計しています。
そうした設計思想の下、広葉樹の木目が美しいスタイリッシュな北欧デザインに、HEMSや太陽光発電を搭載したZEH仕様の最新省エネ注文住宅などを提供しています。
健康に配慮した家造りをしている「無添加計画」

宮城県仙台市太白区に拠点を構える「無添加計画」は平成9年に創業し、家族を地震から守り、家族の健康を守る「生命と財産を守る家」をコンセプトにしている住宅会社です。
「無添加計画」は、医師が薦める健康住宅の基準をクリアした家を「0宣言の家」(住む人の健康を第一に考え、ユーザーの不利を ゼロにするための宣言のもと建てられた住宅)を設計・施工しています。
「無添加計画」では合板や集成材、木工ボンドやビニールクロスなどの長持ちしない建材、化学物質を発し、健康に悪影響を与える建材を排除した家の建設を徹底しています。
家の断熱・気密性能にもこだわっている「無添加計画」の家は、ヒートショックを予防することにもなります。
断熱・気密性能が低い場合、冬には廊下・トイレ・浴室などが極寒になり、ヒートショックによる脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる可能性があります。
さらに、窓や壁の中に結露が生じやすくなり、それが原因でカビやダニが発生し、アトピーやアレルギーの引き金にもなり得ます。
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