【仙台エリア】古河林業ってどんな会社?口コミ・評判・施工事例を紹介
「古河林業」は、宮城県仙台市太白区長町に店舗を構え、「国産材」にこだわった家づくりを進めています。
「古河林業」は明治の時代から自社保有林を管理し、木を「植える」、「育てる」、「伐る」、「活用する」という循環を繰り返してきました。
古河家の初代、古河市兵衛が明治18年に経営権を取得した秋田県の阿仁銅山での植林事業が、山林事業の始まりです。その後、古河市兵衛の子孫たちによって、山林事業と住宅事業が継続的に発展してきました。
東京都の文化財に指定されている「旧古河庭園」は、かつて古河家が所有していたものです。この庭園は、大正初期の美しい姿を今もなお保っており、一般公開されています。四季折々の風景が楽しめるこの庭園は、多くの訪問者を魅了し続けています。
当サイトでは「古河林業」と同じ仙台エリアで「素材」と「性能」にこだわっている他の住宅会社もご紹介しています。ぜひ、参考にして、「古河林業」に依頼するかどうかの判断に役立ててください。
目次
古河林業の特徴
特徴1: 「森林再生サイクル」を守り続けている
「古河林業」が森づくりを始めたのは、今から140年以上前の明治時代のことです。それ以来、当社は先代の取り組みを受け継ぎ、日本の豊かな森を育て続けています。
現在では、秋田、宮城、三重県に自社林を保有し、その面積は国土の約1/6,000に及びます。計画的な植林と伐採を行いながら、環境を守りつつ“国産材100%”の家づくりを実現しています。
木にはそれぞれ特有の特徴があり、それを最大限に活かすために適材適所に配置することが重要です。140年以上の歴史を持つ林業会社として、私たちはプロの目で厳選した最適な木材を使い、本格的な木造住宅を提供しています。
「古河林業」は、林業と住宅業の二つの事業を展開しており、それが強みとなっています。自社林を持ち、長持ちする国産材を使って家を建てることで、「森づくり」と「家づくり」を両立させています。
一本の木が立派に成長するまでには約半世紀が必要です。「古河林業」は森を育てると同時に、家づくりを通じて国産材を有効活用することで「森林再生サイクル」を守り続けています。
国産材を活用することは、森を守ることに直結します。最近の住宅業界ではコストダウンのために「省部材設計」が行われることもありますが、「古河林業」は長持ちする本物の家づくりのために、大切に育てた国産材を惜しみなくふんだんに使っています。
特徴2: 完全自由設計
「古河林業」の家は、一邸ごとにお客様と共に「0」から家づくりを考えていく、完全自由設計を採用しています。当社は年間に何千棟も家を建てる会社ではありません。規模を拡大すると、国産材100%使用や自社一貫体制を維持することが難しくなり、家づくりの品質が低下する恐れがあるためです。
顧客の希望や敷地の条件を考慮し、耐震性能や断熱性能などのスペック、使用する各素材に至るまで、予算配分を含めて打ち合わせを重ね、世界にひとつだけのフルオーダーメイド住宅を実現します。「古河林業」は林業由来の会社であるため、自然素材や無垢材をふんだんに取り入れ、家の隅々にまで木の温もりを感じられる設計が可能です。
柱や梁を見せるデザインやこだわりのフローリングなど、完全自由設計で木の美しさと機能性を最大限に活かします。また、大黒柱は自社林で行う「大黒柱ツアー」でお客様自身が選び、伐採します。こうして選ばれた大黒柱が、家族を温かく見守るシンボルとなります。
特徴3: 自社一貫体制
「信頼の自社一貫システム」は、生産から加工、そしてお引き渡しまでのすべての工程において、安定した品質と安心の価格を実現します。自社のプレカット工場では、寸法や形状をコンピューターで精確に制御し、仕上げや出荷の工程では専門家が熟練の技で品質を確かめます。この厳しい品質管理システムにより、高い精度と細やかな対応が可能になります。
品質面でのメリットに加え、流通コストや中間マージンの削減も実現しています。これにより、国産材100%使用の高品質・高性能な家を安心の価格で提供しています。自社一貫体制を通じて、国産材100%の完全自由設計の家を、高品質かつ安心の価格でお届けしています。
古河林業の評判・口コミ
「古河林業」に住宅建設を依頼するかどうか検討する時に、気になるのは実際にサービスを利用した人々からの評判ではないでしょうか?
ここでは「古河林業」で住宅建設を依頼した方の口コミ・評判をいくつかピックアップし、ご紹介していきたいと思います。それでは実際に口コミ・評判をみていきましょう。
健康的で快適な暮らしを満喫
昔から木の香りが大好きで、登山にもよく行きました。だから、今回の家づくりでは、「木」をポイントに、木にこだわる住宅会社を検討していました。その中で出会ったのが古河林業さん。国産無垢材の柱をたっぷり使ってくれたのはもちろん、室内の天井には無垢材を、そして床には木目に沿って程よい凸凹がある「うづくり」の杉材を提案してくれました。そして、我が家の象徴的な存在がこの杉の大黒柱。宮城県七ヶ宿の山林へ案内され、そこで私たちが選んだ大木でつくってもらった大黒柱です。山で実際に伐採した木に家族みなでまたがっている様子を撮った写真は、私たち家族の大切な思い出に。本当に楽しい経験でしたね。 こうした「木」の魅力に加えて、プラン面の自由度の高さも、古河林業さんに決めた理由のひとつです、他社では、規格からはみ出ると、どんどんオプションで価格が上がり、要望通りには実現が困難だということが分かりました。でも古河林業さんは、太陽光発電システム(5kW)やリビング階段、吹き抜けの明るいリビング、さらに2階には洗濯物を干せる便利なサンルームも設置することができました。ここは、軒の深いバルコニーともつながっていて、様々な使い方ができます。とても気持ちが良い場所で、何度かこのバルコニーで食事をしたほどです。健康的で快適な暮らしを満喫しています。
参照元: 古河林業公式HP
心が躍りました
築50年以上の実家を二世帯住宅に建て替えました。祖父が林業関係の仕事をしていて、木の家に親しんでいたので木造住宅は絶対条件でした。住宅会社選びでは自社林を持ち国産材にこだわった木造住宅を手掛ける古河林業に魅かれました。
しかし、古河林業に決めた一番の理由は、提案されたプランの秀逸さ。設計では二世帯の生活時間のズレや音の問題、そして傾斜地という立地条件をどのようにクリアするかがポイントでしたが、メゾネット風に左右に分離する二世帯プランと傾斜地を利用したスキップフロアの提案に心が躍りましたね。
各世帯に内階段を設置しつつも、2階はドア1枚でつながっているので、交流もスムーズです。住むほどに愛着のわく我が家となっています。
参照元: 古河林業公式HP
すべてが国産材というのが魅力
建築に少なからず知識があったため、家づくりはデザインだけでなく、躯体の強靭さが重要と考えていました。古河林業は構造材が4寸と骨太で、すべてが国産材というのが魅力でした。
特に興味深かったのは自社林での「大黒柱ツアー」。家族全員で参加し、大黒柱を選び、伐採させてもらいました。木の出所がわかっているということは今日では稀有なことで、愛着の深さが違うのは当然です。これから30年、50年と家族の成長を見守ってほしいと思っています。
外壁のレッドシダーについては、施工の途中でお願いしたのですが、嫌な顔一つせずに対応してくれました。「リビングに収納が欲しい」と何気なく告げると、窯変タイルをデザイン的に施した収納壁を提案してくれたのも嬉しかったですね。
参照元: 古河林業公式HP
古河林業の施工事例
昼も夜も映えるインダストリアルな家
依頼先の決め手
ご友人の新居を手掛けた当社に、真っ先にご相談くださったKさん。具現化したかったのは「インダストリアル」なスタイルにナチュラルな温もりを添えて、昼も夜も”映える“家でした。綿密な打ち合わせを重ねながらこのイメージを共有し、理想以上の仕上がりとなりました。
完成した家の特徴
インダストリアルなデザインの方向性と、そのために厳選された内外装の素材や照明などの機器、そして一日の時間経過による表情の変化をも意識した間取りにより、物語性の高い空間となりました。1階のリビングは南に面していますが、交通量の多い道路からの視線に配慮してあえて窓を設けない代わりに、吹き抜けに大きな採光窓を4枚並べることで充分に明るくなっています。この吹き抜けの窓は、昼に屋内を明るくするだけでなく、夜に屋外から見るとフォトフレームのように際立って建物を飾ります。
注文住宅を仙台で建てるならココもチェック!
仙台エリアには、「性能」「素材」にこだわって住宅を提供している住宅会社が多くあります。
今回はその中から、仙台エリアで「コストパフォーマンスが高い」「デザインが魅力的」「健康に配慮した」住宅会社3社をご紹介いたします。
「コストパフォーマンスが高い」家を提供している「森のめぐみ工房」
仙台市宮城野区に拠点を構える「森のめぐみ工房」は、昭和59年に創業し、「天然家住」というスローガンの下、安心・安全・健康な家づくりを行っている地域に根ざした住宅会社です。
「森のめぐみ工房」の<杜の家>は合理的な建物スパンとスケルトンインフィルエ法を採用し、使用する地域産材を丸太の皮むきから製材、乾燥、配送、建築まで、すべて自社グループでトータルに管理することで、高い品質の家(低炭素住宅仕様や長期優良住宅等、環境、基本性能にもしっかり配慮)を省コストで造り、低価格で提供しています。
またオリジナル杉板パーテーション「でき杉くん」で部屋を造っており、将来家族構成が変わった場合は、部屋を減らして 収納にしたり、子供部屋を増やしたり、2階を第2のリビングにしたりその時の状況に合わせて大ががりな工事無しで間取りを変更できるよう工夫がなされています。
「デザインが魅力的」な家を提供している「みのり建築舎」
宮城県仙台市青葉区に拠点を構える「みのり建築舎」は、自然素材と職人技術を駆使した、高性能・省エネの「木のぬくもり香る注文住宅」を得意としている住宅会社です。
「みのり建築舎」がつくる注文住宅は、単に自然素材を使っていればいい、高性能住宅であればいいというだけでなく、設計者の経験とセンスを
持ち合わせた3人の一級建築士が、自然素材・性能・デザインの3つの要素を絶妙なバランスで設計しています。
そうした設計思想の下、広葉樹の木目が美しいスタイリッシュな北欧デザインに、HEMSや太陽光発電を搭載したZEH仕様の最新省エネ注文住宅などを提供しています。
健康に配慮した家造りをしている「無添加計画」
宮城県仙台市太白区に拠点を構える「無添加計画」は平成9年に創業し、家族を地震から守り、家族の健康を守る「生命と財産を守る家」をコンセプトにしている住宅会社です。
「無添加計画」は、医師が薦める健康住宅の基準をクリアした家を「0宣言の家」(住む人の健康を第一に考え、ユーザーの不利を ゼロにするための宣言のもと建てられた住宅)を設計・施工しています。
「無添加計画」では合板や集成材、木工ボンドやビニールクロスなどの長持ちしない建材、化学物質を発し、健康に悪影響を与える建材を排除した家の建設を徹底しています。
家の断熱・気密性能にもこだわっている「無添加計画」の家は、ヒートショックを予防することにもなります。
断熱・気密性能が低い場合、冬には廊下・トイレ・浴室などが極寒になり、ヒートショックによる脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる可能性があります。
さらに、窓や壁の中に結露が生じやすくなり、それが原因でカビやダニが発生し、アトピーやアレルギーの引き金にもなり得ます。