【2024年版】仙台の住宅購入者向け子育て支援内容を解説!仙台エリア

仙台で若年・子育て世帯向け住み替え支援事業をスタート!

仙台市は、既存住宅の流通を促進し、若年層の本市への定住を支援するため、若年世帯や子育て世帯が市内で一戸建て住宅を取得する際に、助成金を交付し、子育てしやすい住環境への住み替えをサポートしています。

この事業は、家族が安心して暮らせる質の高い住宅への住み替えを促進することを目的としています。

本記事では、この新たな支援事業について詳しく解説し、仙台で住宅を購入する際に利用できる補助金や助成金制度についてもご紹介いたします。

若年・子育て世帯向け住み替え支援事業の概要

仙台市の「若年・子育て世帯住み替え支援事業」は、仙台市内で新たに住宅を取得した若年層や子育て世帯を対象とした支援制度です。この事業は、「子育て」と「住み替え」をキーワードに、少子高齢化への対策と若年層の定住を促進することを目的としています。

対象となる方

仙台市内で新築または中古の一戸建て住宅を購入された、夫婦ともに39歳以下の若年世帯や、小学生以下のお子さまがいる子育て世帯の方々が対象となります。これらの世帯には、住み替えを支援するための助成金が交付されます。

助成額と支援内容

1世帯あたり基本額として20万円が支給され、条件に応じて5万円が加算され、最大25万円までの助成を受けることができます。

さらに、助成金に加えて、翌年度から3年間、年に1回、仙台市の交通系ICカード「icsca(イクスカ)」のポイント付与や、年2回の地元産のお米の配送を通じて、住み替え後の暮らしと子育てをサポートしてもらえる特典もあります。

仙台で家を建てるならこちらの補助金もチェック!

せんだい健幸省エネ住宅補助金(新築向け)

『ZEH』以上かつ「市独自の断熱基準」を満たす新築住宅取得にかかる費用の補助

※断熱基準に応じて補助金額が設定されております。

令和6年4月15日から令和6年12月13日まで(工事契約後から引き渡し前までに申請)

引用元:仙台市公式HP

仙台市熱利用システム導入支援補助金

熱利用システム(エネファーム・太陽熱利用システム・地中熱利用システム)を導入する際の費用の一部補助

エネファーム…上限10万円

太陽熱利用システム…上限最大9万円(対象経費の10分の1)

地中熱利用システム…上限最大50万円(対象経費の5分の1)

※新規申請の受付が終了

住宅用初期費用ゼロ太陽光発電システム導入事業

初期費用なしで、住宅に太陽光発電システムを設置するサービス(リース・電力販売)を提供する事業者に市が補助し、利用料の割引等が適用されることにより、利用者に補助⾦相当額を還元(一部控除の場合あり)

「住宅用初期費用ゼロ太陽光発電システム導入事業に係る登録事業プラン」に掲載されている登録事業プランが対象

太陽光発電設備…発電出力1kWあたり70,000円 上限700,000円

蓄電池…補助対象経費の3分の1 上限250,000円

募集期間: 令和7年1月31日(金曜日)まで

引用元:仙台市公式HP<https://www.city.sendai.jp/kankyo/energyjiritsu/zeroplan.html>

仙台市木材利用促進支援補助金

補助金額

1 主要構造部材事業

市内に新築する木造住宅の主要構造部材に県産材等を使用する事業です。

・宮城県産材1立方メートルあたり1万4千円を補助します。

・優良みやぎ材又は県産JAS製品については1立方メートルあたり4千円を加算して補助します。

・1棟あたり25万円が上限です。

・県産材を60%以上かつ県産JAS製品又は優良みやぎ材を40%以上使用する必要があります。

2内装等事業

市内に新築する木造住宅の内装等に県産材を使用する事業です。

・内装等事業に要する経費の5分の1を補助します。

・1棟あたり15万円が上限です。

・内装等事業にかかる経費が30万円以上の場合補助対象とします。

・主要構造部材事業と併せて申請してください。内装等事業のみの申請は受け付けられません。

・県産材を50%以上使用してください。

※令和6年4月1日から先着100戸程度受け付け

引用元:仙台市公式HP<https://www.city.sendai.jp/rinmu/kurashi/shizen/norinsuisan/ringyo/r6mokuzairiyou.html>

スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金

住宅等への省エネ・蓄エネ・創エネ設備導入や、改修を行う際の費用補助

補助対象設備等                               補助額・率

①太陽光発電システム(蓄エネ設備併設タイプ): 4万円/件

②地中熱ヒートポンプシステム: 補助対象経費の1/5(上限50万円)

③EV・PHV:                                                 10万円/件

④蓄電池:                                                         6万円/件

⑤V2H(住宅用外部給電機器):              5万円/件

⑥家庭用燃料電池(エネファーム) 8万円/件(SOFCの場合16万円)

⑦省エネ改修               窓等 2千円~9万円  外壁等 1万4千円~9万円

⑧みやぎゼロエネルギー住宅 :                     32万円/件

⑨次世代みやぎゼロエネルギー住宅(地域型)新メニュー: 150万円/件

引用元:一般財団法人宮城県建築住宅センター公式HP

県産材利用サステナブル住宅普及促進事業

宮城県産の木材を一定以上使用して住宅を建てる際や住宅リフォームする際の費用補助

補助金額

主要構造部

宮城県産材1立方メートルあたり28,000円、上積みとして,県産JAS製品又は優良みやぎ材1立方メートルあたり8、000円を補助します。

(上限50万円(子育て世帯又は県外からの移住世帯は上限75万円))

主要構造部(県産森林認証材)

県産森林認証材1立方メートルあたり8,000円を補助します。(上限10万円)

内装・木製品配備

補助対象経費の2分の1以内(上限30万円)、また、子育て世帯又は県外からの移住世帯は、4分の3以内を補助します。(上限45万円)

募集期間

令和6年4月1日から、令和7年3月7日まで先着順に交付申請書を受付

引用元: 宮城県公式HP

※上記情報は記事作成時(2024年8月)のものです。最新情報は公式ホームページをご確認ください。

国の助成金1「住宅ローン減税制度

住宅ローン残高の0.7%分が、所得税や住民税などの税金から控除されて戻ってくる節税対策になります。住宅ローンを借りている人のみの、お得な節税対策と言えます。

(2022年に行われた税改正により、住宅が省エネ基準適合住宅以上でないと控除されないことになっています。)

住宅ローンは長年続くものです。できる限り控除されるように、これから建築予定の方は、住宅ローン減税対象となる住宅基準について確認しましょう。

国の助成金2「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」

全世帯が対象となる、高効率の給湯器を導入した住宅向けの補助金制度です。年齢などの制限がされておらず、さらに新築とリフォームどちらも対象となります。

「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」は、家庭の中でエネルギー消費量が大きいといわれている、給湯器に注目した補助金制度になります。

資源エネルギー庁が発表した「エネルギー白書」によると、給湯器によるエネルギー消費の割合は、総消費量の3割を締めていることが分かりました。これはエアコンと同程度であり、決して少ない消費量とは言えません。

そこで政府は、高効率の給湯器を導入することで給湯器の消費量を減らせるのではないかと考え、この補助金制度を施行しました。高効率の給湯器や補助金の内容は、以下のとおりです。

効率の給湯器補助金額
家庭用燃料電池15万円/台
ハイブリッド給湯器5万円/台
ヒートポンプ給湯器5万円/台

近年、省エネ対策をしている住宅は増加傾向にあります。太陽光設備によってエネルギー消費量を下げようという意識も高まっています。その点、給湯器によるエネルギー消費量が高いことも忘れてはいけません。

エネルギー消費量を下げた省エネの住宅を建築する場合は、確認しましょう。

補助金や助成金を活用する場合の留意事項

申請を検討する前に、以下の点を必ずご確認ください。

・申請期限がある

・予算枠が達している場合、受給できないことがある

・複数の補助金を併用することが制約されていることもある

・どの補助金制度にも当てはまらないこともある

申請期限がある

全ての補助金や助成金には、申請期限が厳しく定められています。いつでも申請すれば受け取れるわけではないため、申請期限に間に合うように着手し、必要な書類を整えなければなりません。

一方、申請期限を過ぎた後でも、補助金が受け取れないわけではありません。一部の都市では、新たな補助金制度を定期的に導入しています。ただし、その時にならないと、新制度が適用されるかどうかはわかりません。

確実に受け取れる補助金に焦点を当てることが、受け取れない制度に期待するよりも重要です。万全の準備を整えた後で、申請手続きを進めることが何よりも大切です。

予算枠の上限に達している場合、受給できないことがある

補助金や助成金の制度は、予算額が厳密に設定されています。そのため、たとえ申請期限内であっても、申請額が予算額の上限に達した場合は申請が締め切られてしまいます。

複数の補助金を併用することが制約されていることもある

補助金は、併用不可のものもあります。

また制度によっては併用ができるものもあるため、補助金を使ってお得に建てたい場合は確認が大切です。

どの補助金制度にも当てはまらないこともある

補助金制度では、補助対象となるための条件が定められ、さらに期限も設けられています。

他の補助金制度も締め切られてしまい、どの補助金も利用できない場合も考えられます。このように、人によっては何も使えない期間に当てはまってしまう可能性もあることを理解し、補助金制度に関する情報を確認しましょう。

仙台で補助金や助成金の活用までサポートしてくれる住宅会社

補助金や助成金は、自分たちで申請することも可能ですが、必要な書類や物が多く手間がかかります。申請には書類の不備が一つでもあると通過しないため、慎重に準備する必要もあります。

そこで、新築の家を建てたい場合は、住宅会社に依頼すると良いでしょう。

今回は仙台エリアで、補助金や助成金の活用までサポートしてくれる住宅会社の中から、「コストパフォーマンスが高い」「デザインが魅力的」「健康に配慮した」住宅会社3社をご紹介いたします。

コストパフォーマンスが高い」家を提供している「森のめぐみ工房」

画像引用元:森のめぐみ工房 公式HP

仙台市宮城野区に拠点を構える「森のめぐみ工房」は、昭和59年に創業し、「天然家住」というスローガンの下、安心・安全・健康な家づくりを行っている地域に根ざした住宅会社です。

「森のめぐみ工房」の<杜の家>は合理的な建物スパンとスケルトンインフィルエ法を採用し、使用する地域産材を丸太の皮むきから製材、乾燥、配送、建築まで、すべて自社グループでトータルに管理することで、高い品質の家(低炭素住宅仕様や長期優良住宅等、環境、基本性能にもしっかり配慮)を省コストで造り、低価格で提供しています。

またオリジナル杉板パーテーション「でき杉くん」で部屋を造っており、将来家族構成が変わった場合は、部屋を減らして 収納にしたり、子供部屋を増やしたり、2階を第2のリビングにしたりその時の状況に合わせて大ががりな工事無しで間取りを変更できるよう工夫がなされています。

「デザインが魅力的」な家を提供している「みのり建築舎」

画像引用元:みのり建築舎 公式HP

宮城県仙台市青葉区に拠点を構える「みのり建築舎」は、自然素材と職人技術を駆使した、高性能・省エネの「木のぬくもり香る注文住宅」を得意としている住宅会社です。

「みのり建築舎」がつくる注文住宅は、単に自然素材を使っていればいい、高性能住宅であればいいというだけでなく、設計者の経験とセンスを

持ち合わせた3人の一級建築士が、自然素材・性能・デザインの3つの要素を絶妙なバランスで設計しています。

そうした設計思想の下、広葉樹の木目が美しいスタイリッシュな北欧デザインに、HEMSや太陽光発電を搭載したZEH仕様の最新省エネ注文住宅などを提供しています。

健康に配慮した家造りをしている「無添加計画」

画像引用元:無添加計画 公式HP

宮城県仙台市太白区に拠点を構える「無添加計画」は平成9年に創業し、家族を地震から守り、家族の健康を守る「生命と財産を守る家」をコンセプトにしている住宅会社です。

「無添加計画」は、医師が薦める健康住宅の基準をクリアした家を「0宣言の家」(住む人の健康を第一に考え、ユーザーの不利を ゼロにするための宣言のもと建てられた住宅)を設計・施工しています。

「無添加計画」では合板や集成材、木工ボンドやビニールクロスなどの長持ちしない建材、化学物質を発し、健康に悪影響を与える建材を排除した家の建設を徹底しています。

家の断熱・気密性能にもこだわっている「無添加計画」の家は、ヒートショックを予防することにもなります。

断熱・気密性能が低い場合、冬には廊下・トイレ・浴室などが極寒になり、ヒートショックによる脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる可能性があります。

さらに、窓や壁の中に結露が生じやすくなり、それが原因でカビやダニが発生し、アトピーやアレルギーの引き金にもなり得ます。

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