仙台の土地柄について解説!気候・住みやすさ・土地価格を紹介
目次
仙台はどんなところ?
仙台市は宮城県のほぼ中央に位置しており、伊達政宗公の時代から、東北地方の主要な都市として発展を遂げてきました。
仙台は東北地方でただ一つの政令指定都市であり、人口は109万人に達しています。首都圏からの便利なアクセスもあるため、周辺市町村を含めると約150万人の仙台都市圏を形成し、東北地方の商業の中心地として栄えています。
仙台市周辺には大学、高等専門学校、専門学校などの高等教育機関も数多く存在し、そのために学生たちが集まる「学都」としても有名であり、住むのにとても人気の高いエリアです。
仙台は冬寒い?
冬が厳しく、雪が積もることが多い東北地方。この地域に住んでいない人から見れば、東北や北海道は寒さ厳しいイメージが強いでしょう。しかし、仙台はその中でも比較的快適な環境に位置しています。
仙台は冬にも多くの晴れの日があり、真冬日で最高気温が0℃未満になることは稀です。降雪量も他の東北地方と比べれば少ないため、雪を見る機会はあまりありません。
一方で、冬が比較的温暖な代わりに、夏は30℃以上の真夏日が少ないという特徴もあります。1年を通じて、仙台は過ごしやすい地域と言えるでしょう。
仙台は過ごしやすい都市!
日本全国の都道府県庁所在地の中で、真夏日(30℃以上)と真冬日(0℃以下)の合計が最も少ない都市は、仙台市です。(気象庁の過去30年間の平均データ)
平年値として比較すると、仙台市では真夏日と真冬日の合計が約20日になります。これは、2番目に少ない水戸市の30日や、東京都千代田区の45日、そして大阪市の66日に比べて非常に少ない数です。
冬が厳しく、雪が積もることが多い東北地方。この地域に住んでいない人から見れば、東北や北海道は寒さ厳しいイメージが強いでしょう。しかし、仙台はその中でも比較的快適な環境に位置しています。
仙台は冬にも多くの晴れの日があり、真冬日で最高気温が0℃未満になることは稀です。降雪量も他の東北地方と比べれば少ないため、雪を見る機会はあまりありません。
一方で、冬が比較的温暖な代わりに、夏は30℃以上の真夏日が少ないという特徴もあります。1年を通じて、仙台は過ごしやすい地域と言えるでしょう。
ここではそんな仙台の気候について、より詳しく解説していきます。
その前に少しだけ仙台という都市について紹介いたします。
仙台は食の宝庫
東北最大の商業都市として発展した仙台は、東北の豊かな山海の恵みを堪能できる場所でもあります。仙台城を築いた伊達政宗公は、美食家としても名高く、仙台の食文化に多大な影響を与えたと言われています。
三陸の気仙沼や石巻で水揚げされる海産物は、日本有数の漁場から届く新鮮な味わいが、多くの人々を魅了していることでしょう。特に松島の牡蠣は、小振りながらも濃厚な風味で、「海のミルク」と称されるにふさわしい一品です。カキフライにすることでさらに深まる味わいは、まさに絶品と言えます。
東北の魅力は、「おかず」を引き立てる「ご飯」にも詰まっています。東北地方全体が米どころとして知られ、宮城県では特に「ひとめぼれ」が多く生産されています。新米の季節には、炊き上がったお米が輝き、その甘さは季節限定の感動をもたらします。
また、仙台では、新鮮な海産物をそのまま味わえるのも大きな魅力のひとつです。こうした東北の恵みを提供する飲食店も数多くあり、仙台の繁華街「国分町」や「一番町」、さらには仙台駅構内でも地元の食材を活かした料理を楽しむことができます。
仙台で地価が高いところは?
【宮城県住宅地の地価ベスト10(住宅地)】
1位 宮城県仙台市青葉区錦町1-1-30(416,000円)
2位 宮城県仙台市宮城野区小田原弓ノ町102番16(410,000円)
3位 宮城県仙台市青葉区上杉5-6-8(350,000円)
4位 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町5-40(296,000円)
5位 宮城県仙台市青葉区広瀬町5-12(270,000円)
6位 宮城県仙台市青葉区大手町6-26(270,000円)
7位 宮城県仙台市青葉区土樋1-9-14(257,000円)
8位 宮城県仙台市青葉区柏木1-4-1(256,000円)
9位 宮城県仙台市青葉区上杉6-6-20(248,000円)
10位 宮城県仙台市泉区泉中央3丁目27番12(242,000円)
出所:国土交通省2021年公示地価(1月1日時点)より
(かっこ)内は㎡単価
充実した公共交通網と便利なアクセス
仙台市は、陸・空・海の交通手段が非常に整備されており、アクセスの利便性が高い街です。各交通手段について詳しくご紹介します。
車でのアクセス
仙台には複数の高速道路が通じています。中でも東北自動車道は主要なルートで、東京から仙台まで約4〜5時間で到着します。また、東北中央自動車道や東北南部自動車道、仙台宮城国際空港自動車道なども利用可能です。
電車でのアクセス
東北新幹線を利用すれば、東京から仙台まで約1時間30分〜2時間で到着します。また、東北本線や羽越本線、仙山線、仙石線、石巻線などの在来線も利用でき、山形や岩手などの近隣県からのアクセスも良好です。市内の移動には、仙台市営地下鉄の南北線と東西線が便利です。
飛行機でのアクセス
仙台空港は市内から約13キロメートルの距離に位置し、国内外から多くの直行便が運航されています。空港から仙台駅までは電車やバスでスムーズに移動が可能です。特に関西、九州、四国からは飛行機を利用するのが便利でしょう。
進化を続ける仙台
仙台市は、都市機能がコンパクトに集約された街です。
近年では、地下鉄東西線の沿線を中心に再開発が進み、各駅周辺がより人々に集まりやすく、そして暮らしやすい場所へと変貌を遂げています。
また、仙台の気候は東北地方の中では温暖で、極端な寒暖差が少ないのも特徴です。
春になると街のあちらこちらに桜が咲き誇り、秋には山々が鮮やかな紅葉で彩られます。
このように、四季折々の美しい変化を存分に感じられる場所です。
注文住宅を仙台で建てるならココをチェック!
仙台エリアには、「性能」「素材」にこだわって住宅を提供している住宅会社が多くあります。
今回はその中から、仙台エリアで「コストパフォーマンスが高い」「デザインが魅力的」「健康に配慮した」住宅会社3社をご紹介いたします。
「コストパフォーマンスが高い」家を提供している「森のめぐみ工房」
仙台市宮城野区に拠点を構える「森のめぐみ工房」は、昭和59年に創業し、「天然家住」というスローガンの下、安心・安全・健康な家づくりを行っている地域に根ざした住宅会社です。
「森のめぐみ工房」の<杜の家>は合理的な建物スパンとスケルトンインフィルエ法を採用し、使用する地域産材を丸太の皮むきから製材、乾燥、配送、建築まで、すべて自社グループでトータルに管理することで、高い品質の家(低炭素住宅仕様や長期優良住宅等、環境、基本性能にもしっかり配慮)を省コストで造り、低価格で提供しています。
またオリジナル杉板パーテーション「でき杉くん」で部屋を造っており、将来家族構成が変わった場合は、部屋を減らして 収納にしたり、子供部屋を増やしたり、2階を第2のリビングにしたりその時の状況に合わせて大ががりな工事無しで間取りを変更できるよう工夫がなされています。
「デザインが魅力的」な家を提供している「みのり建築舎」
宮城県仙台市青葉区に拠点を構える「みのり建築舎」は、自然素材と職人技術を駆使した、高性能・省エネの「木のぬくもり香る注文住宅」を得意としている住宅会社です。
「みのり建築舎」がつくる注文住宅は、単に自然素材を使っていればいい、高性能住宅であればいいというだけでなく、設計者の経験とセンスを
持ち合わせた3人の一級建築士が、自然素材・性能・デザインの3つの要素を絶妙なバランスで設計しています。
そうした設計思想の下、広葉樹の木目が美しいスタイリッシュな北欧デザインに、HEMSや太陽光発電を搭載したZEH仕様の最新省エネ注文住宅などを提供しています。
健康に配慮した家造りをしている「無添加計画」
宮城県仙台市太白区に拠点を構える「無添加計画」は平成9年に創業し、家族を地震から守り、家族の健康を守る「生命と財産を守る家」をコンセプトにしている住宅会社です。
「無添加計画」は、医師が薦める健康住宅の基準をクリアした家を「0宣言の家」(住む人の健康を第一に考え、ユーザーの不利を ゼロにするための宣言のもと建てられた住宅)を設計・施工しています。
「無添加計画」では合板や集成材、木工ボンドやビニールクロスなどの長持ちしない建材、化学物質を発し、健康に悪影響を与える建材を排除した家の建設を徹底しています。
家の断熱・気密性能にもこだわっている「無添加計画」の家は、ヒートショックを予防することにもなります。
断熱・気密性能が低い場合、冬には廊下・トイレ・浴室などが極寒になり、ヒートショックによる脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる可能性があります。
さらに、窓や壁の中に結露が生じやすくなり、それが原因でカビやダニが発生し、アトピーやアレルギーの引き金にもなり得ます。